Jアラートとは、北朝鮮ミサイル発射に備え知識を備えよう!
緊張高まる北朝鮮ミサイル
2017年8月9日に北朝鮮はグラム島沖にミサイル「火星12」を4発発射する準備をしていることを発表しました。
これに対しアメリカは「北朝鮮はこれまでみたことのない炎と怒りに直面する」として厳しい対抗姿勢をとることを発表しました。
詳しい報道によると北朝鮮は8月中旬をめどに発射準備が完全に整うとのことで高い緊張状態が続くことが予想されます。
日本政府は北朝鮮のミサイル発射に備え飛来の対抗処置として迎撃準備などを行う一方、国民向けに「Jアラート」という警報システムを使用することを発表しています。
そんな「Jアラート」とは何か、設定方法など紹介していきたいと思います。
「Jアラート」とは
正式名は「全国瞬時警報システム」という名前で、日本政府が2007年より展開している警報システムです。
大規模な自然災害やテロ等の武力攻撃が発生した場合になどに瞬時に国民にその情報が伝わるよう開発されました。
地震の際などでスマホを持っている方はサイレンが鳴るなどの経験があるかもしれません。
ミサイル発射に関して国民保護ポータルサイトによると、北朝鮮から発射されたミサイルが日本に飛来する可能性がある場合に24時間いつでも「Jアラート」を使用し緊急の情報を伝える とあります。
つまり飛来する可能性がなければ「Jアラート」は作動しないようですね。「Jアラート」が作動しないことが一番ですが...
情報元:内閣官房 国民保護ポータルサイト
実際にミサイルが発射されたら
実際にミサイルが発射され日本に飛来する可能性がある場合、内閣官房 国民保護ポータルサイトによると以下の流れで情報が伝達されます。
①ミサイルの発射情報と非難の呼びかけ
「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮から ミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難してください。」という情報を伝達し非難の呼びかけを行います。
②直ちに避難することの呼びかけ
「直ちに避難。直ちに避難。直ちに頑丈な建物や地下に避難してください。ミサイルが落下する可能性があります。直ちに避難してください。」という呼びかけを行います。
③落下場所等についての情報
「ミサイル落下。ミサイル落下。ミサイルが○○地方に落下した可能性があります。続報を伝達しますので、引き続き屋内に避難してください。」という落下場所等の情報を伝達し非難の呼びかけを行います。
また警報音は不快な音や警告と一瞬で判断できるような音をしています。
スマホでの設定方法について
「Jアラート」は警報システムなのでスマホでは適切に通知を受け取れるようになっているかが重要です。
iOS端末を所持している場合は
設定>通知>緊急速報 をONにすると通知を受けとることができます。
逆にどうしてもスマホからの音を出したくない方はOFFにすると通知はこないようです。
私はiOS端末しか所持していないのでandroidの方は以下で詳しく紹介されているのでリンクをたどってみてください。
北朝鮮のミサイル問題はますます深刻化しています。いわゆるレッドラインを超えて北朝鮮、アメリカのどちらかが一線を越えれば本当に戦争にまで発展するかもしれません。私たちも平和ボケせずに危機感を持ち、少しでも自分たちができる対策や北朝鮮に関する知識を身につけていきましょう。